K-ランニングブーム到来。汗・紫外線・乾燥から髪を守るヘアケア

K-ランニングブーム到来。汗・紫外線・乾燥から髪を守るヘアケア
走る韓国、整える髪 — ランニングブームと汗・湿気のヘアケア|KEMA

KEMA Column

走る韓国、整える髪 — ランニングブームと、汗・湿気のヘアケア

Advanced · Quality · Oriented

漢江沿いを走る韓国の女性ランナー、夕暮れの光に映えるツヤのある髪
夕暮れの漢江。走る人の数だけ、その後の「髪のケア」もある。

いま韓国の街は、走っている。夕方の漢江(ハンガン)沿いには、仕事を終えた人たちが軽やかに駆けていき、週末の公園にはおそろいのウェアをまとった「ランニングクルー」が集まる。健康のため、というだけではない。走ることは、韓国の若い世代にとって自分を整えるライフスタイルそのものになりつつあります。そして走った後には、必ず一つの問いが残ります——汗をかいた髪と頭皮を、どうケアするか。今回のコラムでは、韓国のランニングブームをいくつもの角度からひもときながら、走る人のためのヘアケアを考えていきます。

韓国はいま、走っている

韓国のランニング人口は1,000万人を超えたといわれ、ランニングは一過性の流行を超えて、ひとつの時代を象徴するカルチャーへと変わりつつあります。2025年には「ランニング」関連の検索数が前年の約3倍に伸び、関連商品の購入者数も150%以上増加。その購入者の70%以上を20〜30代が占め、とりわけ女性の伸びが目立ちました。走ることは、もはや一部の愛好家のものではありません。

その中心にあるのが「ランニングクルー」です。SNSを通じて出会った5人から20人ほどが一緒に走り、スマートウォッチで記録を共有し、走り終えるとそろって一枚の写真を撮る。「#漢江ランニング」「#ランニングクルー」とともに投稿されるその姿は、運動でありながら、つながりであり、自己表現でもあります。走ることが「見せる」アクティビティになった——ここに、韓国らしい美意識が静かに息づいています。

ソウルで集まる若者のランニングクルー、走り終えて記念撮影
走り終えた一枚の集合写真。だからこそ、汗のあとの「整った髪」が映える。

なぜ、走るのか——ブームの背景

これほどの広がりには、いくつもの理由が重なっています。ひとつはコロナ禍を経た健康志向の高まり。屋内のジムが使いにくかった時期に、ひとりでも始められて、屋外で完結する運動としてランニングが再評価されました。特別な道具も会費もいらず、シューズ一足あれば今日から始められる——景気が不透明な時代に、低コストで続けやすいことも追い風になっています。

もうひとつはSNSとの相性の良さです。走った距離やペースはアプリに記録され、数字として「見える」。その達成感を投稿で共有し、仲間から反応をもらう。かつてのゴルフやテニスに代わって、若い世代の交流の場がランニングへと移ってきました。健康・つながり・自己表現が一本の線でつながったとき、ランニングは趣味を超えて文化になったのです。

ソウルのマラソン大会のスタート地点に集まる多くのランナー
大会のスタートライン。個人の習慣が、街ぐるみのイベントへと広がっていく。

「自己管理」という、韓国の美意識

韓国には「自己管理(자기관리・チャギグァルリ)」という言葉が日常に根づいています。体型や肌、髪、生活習慣まで含めて自分をていねいに整えること——それは見栄ではなく、自分を大切に扱う姿勢として尊重されます。走ることは、まさにこの自己管理の象徴。早朝に起き、汗をかき、記録を積み上げていく行為は、外見の美しさと内側の健やかさを同時に育てる営みなのです。

KEMAが大切にしてきた秩序・均衡・調和という哲学も、この感覚と深く響き合います。整えることは、足し算で飾ることではなく、乱れたバランスを静かに取り戻すこと。走る人が身体に向き合うように、髪もまた、毎日の小さな手入れで「ととのえて」いくものです。

走ることが「整える」習慣なら、その後の髪のケアも同じ。汗を流したあとに、水分と熱の均衡をもう一度取り戻してあげる——それが、走る人の髪を美しく保ついちばんの近道です。

走ったあと、髪と頭皮に起きていること

気持ちよく走った後、肌と同じように、頭皮もたくさんの汗をかいています。汗そのものは無色ですが、放っておくと皮脂と混ざり合い、雑菌が繁殖しやすい環境をつくります。これがにおいやベタつき、頭皮のかゆみのもと。さらに韓国の夏のように湿度が高い季節は、汗が乾きにくく、髪の根元に水分と熱がこもったままになりがちです。

ここで知ってほしいのが、KEMAが大切にしてきた「湿熱(しつねつ)」という発想です。いちばんわかりやすいのは、ストレートアイロンを思い浮かべること。アイロンは「熱」で髪をまっすぐに整えますが、カラカラに乾いた髪へ高温を当てれば、わずかに残った水分まで奪われ、キューティクルは傷んでパサついてしまいます。反対に、適度な水分を含んだ髪にちょうどよい熱を加えると、髪はするりとなめらかに整い、面がそろってツヤが生まれる。つまり、髪を美しく仕上げるのは「熱」そのものではなく、水分と熱の均衡——これが湿熱の考え方です。

走った後の髪も、まったく同じです。汗で湿った髪を高温のドライヤーやアイロンでいきなり仕上げようとすると、水分と熱のバランスが崩れ、うねりや広がり、パサつきの引き金になります。アイロンを使うなら、まず髪を一度しっかり乾かし、アウトバスでうるおいを補ってから、必要な温度で手早く滑らせること。水分と熱を敵ではなく味方につける——それが、汗をかいた日でもまとまる髪への近道です。だからこそ、汗をかいた日のケアは「洗う」だけで終わらせないことが鍵になります。

ストレートアイロンでツヤのある髪を整える女性、水分と熱の均衡を表す湯気
熱だけでは髪は乾く。うるおいと熱の均衡——それが「湿熱」のツヤ。
運動後にタオルで生え際と頭皮をやさしく押さえる女性
汗を拭うときは、こすらず押さえる。頭皮ケアは「やさしさ」から始まる。

結ぶ髪と紫外線——見落としがちな負担

走る女性の多くが、髪をきつく結んで走ります。けれど同じ位置で強く結び続けると、生え際や分け目が少しずつ引っ張られ、負担がかかります。汗で濡れた状態はとりわけデリケート。走るときはゴムの位置を少しずらしたり、結び目をゆるめにしたりと、髪に逃げ場をつくってあげることが大切です。

もうひとつ忘れがちなのが紫外線です。顔や腕には日焼け止めを塗っても、頭頂部や分け目は無防備なまま。屋外を走る時間が長いほど、頭皮と髪は紫外線にさらされ、乾燥やパサつき、色あせの原因になります。キャップで物理的に守る、走る前にアウトバスでうるおいの膜をつくっておく——そんなひと手間が、未来の髪の状態を変えていきます。

キャップをかぶりツヤのあるポニーテールで走る女性の後ろ姿
結ぶ位置を変える、キャップで守る。走る前のひと工夫が髪を守る。

汗をかいた日の、アウトバスケア

ランニング後のシャワーで頭皮をていねいに洗ったら、ケアの本番はそこからです。まずタオルで水分をやさしく押さえ取り、こすらないこと。次に、髪がまだ少し湿っているうちに洗い流さないケア(アウトバス)をなじませます。濡れた髪は外部の刺激を受けやすい状態なので、オイルやバームで一枚の膜をつくり、水分と熱の均衡を保ちながら乾かしていきます。

KEMAの先進のリポソーム技術は、補修成分を髪の最深部まで届け、内側から整えるという考え方に基づいています。表面をコーティングするだけでなく、毎日の小さな積み重ねで髪そのものの状態を底上げしていく。走った日も、走らなかった日も、夜のひとときに毛先からオイルをなじませる——その静かな習慣が、汗や湿気に負けないツヤを育てます。

シャワー後にアウトバスオイルを毛先になじませる女性
走った夜こそ、洗い流さないケアを。明日の髪は、今夜つくられる。

走る前にできる、ひと手間

ケアは走り終えてからだけのものではありません。走り出す前の数分が、髪の負担を大きく減らしてくれます。出発前に毛先へ軽くアウトバスをなじませておけば、汗や紫外線、乾いた風から髪を守る膜になります。結ぶときは強く引きすぎず、つむじや分け目に同じ角度の力がかかり続けないように。長い髪はまとめてキャップに収めると、摩擦も日差しも和らぎます。

走った後は、できるだけ早く汗を流すのが理想です。すぐにシャワーが難しいときも、頭皮を清潔なタオルで押さえ、髪を完全に乾かしてから結び直すだけで、においやベタつきはぐっと抑えられます。小さな積み重ねが、走る習慣と髪の美しさを両立させてくれます。

韓国のランニングカルチャー、いま注目のトレンド

「走る」を取り巻く韓国のカルチャーは、驚くほど多彩です。ここでは、いま現地で広がっている動きを紹介します。流行の度合いは時期や地域によって変わるため、旅先での雰囲気を感じる手がかりとしてどうぞ。

1
コミュニティ

ランニングクルー러닝크루

SNSで集まり一緒に走る同好会文化。記録アプリで成果を共有し、走り終えた集合写真を投稿するのが定番。出会いやつながりの場としても人気が高まっています。

2
定番スポット

漢江(ハンガン)ランニング한강 러닝

ソウルを代表する川沿いのコース。夕暮れから夜にかけて多くのランナーが集う、韓国ランカルチャーの聖地。旅行者でも気軽に走れるコースとして定番化しています。

3
イベント

ファンラン펀런 / fun run

タイムを競うのではなく「楽しみながら走る」参加型イベント。仮装やテーマ設定など遊び心があり、初心者や女性の参加が増えている新しい潮流です。

4
ファッション

ランニングコア러닝코어

ランニングウェアを日常のスタイルに取り入れるファッショントレンド。機能性とデザイン性を両立したアイテムが、街着としても支持を集めています。

5
テック

スマートウォッチ&記録アプリ러닝 앱

ペースや心拍、距離を記録し、達成を可視化するのが当たり前に。仲間とランキングを競ったり、ルートを共有したりと、走る体験をデジタルで楽しむ文化が定着しています。

6
習慣

モーニングラン미라클 모닝

早朝に走って一日を始める「奇跡の朝(ミラクルモーニング)」スタイル。自己管理の象徴として若い世代に支持され、出勤前のランがSNSでも人気の投稿テーマになっています。

KEMAが受け継ぐ、韓国の美意識

走ることは、自分の身体と向き合い、整えていく時間です。その姿勢は、KEMAが大切にしてきた秩序・均衡・調和という哲学とどこかで重なります。汗をかき、流し、もう一度ととのえる。激しく動いた日ほど、最後に髪と頭皮の水分と熱の均衡を取り戻してあげることが大切です。走る韓国の人々が見せてくれるのは、健康と美しさが別々のものではなく、ひとつの習慣の中で育っていくという事実。KEMAは、その毎日の「ととのえる」を、髪の側から静かに支えていきます。

走った日の髪に、ととのえるケアを。

汗や湿気に負けないツヤを、KEMAのアウトバスケアで。

KEMAの製品を見る