KEMA Column
夏フェスの髪、これで完走。朝の仕込みから帰宅後リセットまで
夏は、音楽の季節です。野外フェス、ドームやアリーナのコンサート、推しに会いに行く特別な一日。朝から並んで、歌って、跳ねて、写真もたくさん撮る。心に残る一日になるのは間違いないのですが、実は髪にとって、真夏のフェス会場は一年でもっとも過酷な環境のひとつでもあります。この記事では、フェス・ライブの日の髪を「前日の仕込み」「当日の守り」「帰宅後の応急ケア」の時系列で整理します。国内のフェスと海外のフェスでリスクがどう違うのか、という視点もあわせてどうぞ。
フェスの一日は、髪にとって「真夏の登山」に近い
炎天下に数時間立ち続け、強い紫外線を浴び、大量の汗をかき、人混みの熱気と湿気に包まれる。冷静に書き出してみると、フェスの一日は髪にとってほとんど真夏の登山です。しかも楽しさのあまり、本人はダメージにまったく気づかない、という点までよく似ています。
髪の表面を守るキューティクルは、湿気と汗で水分を含むと膨らんで開きやすくなります。そこに紫外線が重なると、髪内部のタンパク質やカラーの色素はじわじわと分解され、開いたキューティクルの隙間から水分と一緒に流れ出ていきます。頭皮では皮脂と汗が混ざり、時間が経つほど酸化してニオイやベタつきの原因に。さらにタオルで髪を拭う、帽子を脱ぎ被りする、といった摩擦も加わります。うねり、広がり、パサつき、ベタつき。夕方の写真の髪が朝と別人なのは、意志が弱いからではなく、環境が強すぎるからです。
日本のフェス、海外のフェス。髪のリスクは場所で変わる
ひとくちに夏フェスといっても、髪が受けるダメージの種類は開催地でかなり違います。日本の夏フェスの主役は、なんといっても高温多湿。都市型のフェスでは照り返しと人混みの熱気で汗と皮脂が主なリスクになり、山や高原で開かれるフェスでは天候の急変と湿気によるうねり・広がりが目立ちます。
一方、海外に目を向けると景色が変わります。アメリカ西海岸の砂漠地帯で開かれるフェスでは、強烈な紫外線と乾燥、そして砂埃が髪の大敵。湿気によるうねりよりも、パサつきと静電気、そして髪の内部までからからに乾くダメージが中心になります。ヨーロッパの野外フェスは天候が変わりやすく、雨と泥、そして濡れた髪のまま長時間過ごすことによるキューティクルの開きが問題になりがちです。そして韓国では、観客が水を浴びながら楽しむサマーフェスがすっかり夏の風物詩になりました。爽快ですが、髪にとって「濡れたまま紫外線を浴びる」のは実はもっとも無防備な状態です。
環境はそれぞれ違っても、共通しているのは「紫外線」「水分バランスの乱れ」「摩擦」の三つ。つまり、どこのフェスに行くとしても、対策の考え方は同じでいいということです。
前日の夜から、当日はもう始まっている
フェス当日の髪の持ちは、実は前日の夜にほぼ決まります。ポイントは「補って、しっかり乾かして寝る」こと。まず、シャンプーは頭皮までていねいに。当日は皮脂と汗が想定以上に出るので、前夜のうちに頭皮をまっさらな状態にリセットしておくと、翌日のベタつきの進行がまるで違います。
トリートメントは、ダメージ補修タイプのものを毛先中心に。髪の内部が水分とタンパク質で満たされていると、キューティクルが整い、湿気を吸いにくい髪になります。乾いたスポンジほど水を吸うのと同じで、内部がスカスカの髪ほど湿気でうねりやすいのです。そして意外に大切なのが、完全に乾かしてから寝ること。生乾きのまま寝ると、摩擦でキューティクルが乱れた状態で朝を迎えることになり、仕込みが台無しになります。
当日の朝は、「盛る」より「守る」
当日の朝、気合いを入れて巻きたくなる気持ちはよくわかります。ただ、真夏の野外で一日中キープできるスタイリングは、残念ながらほぼ存在しません。だからこそ発想を変えて、朝の主役は「スタイリング」ではなく「コーティング」だと考えてみてください。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルを、いつもより少しだけ丁寧に、髪全体へ薄く均一になじませます。オイルの膜は紫外線や乾燥から髪を守る、いわば髪の日焼け止めの下地。ベタつかない軽いテクスチャーのものを選べば、汗をかいても重くなりません。アイロンで軽くベースを整えるなら、水分と熱のバランスを保ちながらクセを伸ばしておくと、湿気での戻りがゆるやかになります。
ヘアアレンジは、「崩れたら下ろす」ではなく「あとで下ろす前提で結んでおく」のが夏フェスの正解です。日中はまとめ髪で首元を涼しく、摩擦と汗から髪を守り、日が落ちてライブが本番を迎える頃にほどくと、結び目のゆるいウェーブがちょうどいい雰囲気になります。帽子をかぶるなら、時々脱いで蒸れを逃がすことも忘れずに。
会場では、小さなポーチひとつで差がつく
会場に持ち込めるものは限られていますが、髪のためには小さなポーチひとつで十分です。中身は、ミニサイズの洗い流さないトリートメント(またはバーム)、予備のヘアゴムとピン、折りたたみのコーム、汗を押さえる小さなタオル。これだけで、一日の後半がかなり変わります。
使いどころは、日陰での休憩時間。まず首筋と生え際の汗をタオルでそっと押さえます(こすらないのがコツです)。次にコームで軽く整えて結び直し、パサつきが気になる毛先にだけ、米粒ほどのバームやオイルをなじませる。写真を撮る予定があるなら、このひと手間を撮影前に回すだけで、仕上がりがはっきり違います。全部やっても3分かからない、フェス版の「お直し」です。
帰宅後30分の応急ケアが、翌日の髪を決める
韓国のヘアケアはよく「スキンケア発想」と言われます。日焼けした日の肌をその日のうちに鎮めて保湿するように、髪も「浴びたら、その日のうちに流して補う」のが基本。疲れて帰ってきて、お風呂は明日の朝でいいかな、と思う夜こそ、髪にとっては分かれ道です。
まず、その日のうちに頭皮まで洗うこと。一日分の汗と皮脂、日焼け止めスプレー、砂埃は、時間が経つほど酸化して頭皮の負担になります。頭皮ケア用のシャンプーで、指の腹を使ってやさしく、しかしすみずみまで。次に、ダメージを受けた髪の内部へ、集中補修のトリートメントを。紫外線でダメージを受けた日は、髪の内部の結合が切れて空洞ができています。タンパク質と補修成分をその日のうちに届けるかどうかで、数日後のパサつきが変わります。
最後に、洗い流さないトリートメントをなじませてから、完全に乾かして眠ること。ここまでやって、フェスの一日は本当の意味で「完走」です。
翌日からの立て直しと、次のフェスへ
フェスの翌日から数日は、髪より頭皮に目を向ける期間です。ベタつきが続く、なんとなくかゆい、抜け毛が気になる。それは頭皮が「先日の一日、なかなか大変でした」と伝えてくれているサインです。頭皮用のトニックでうるおいを与えて整え、数日はアイロンの温度を控えめに、トリートメントはいつもより一段ていねいに続けてください。
夏の間、フェスやライブの予定がいくつも続く人ほど、この「行く前の仕込み・当日の守り・帰宅後のリセット」のサイクルを習慣にしてしまうのがおすすめです。ケアの型が決まっていれば、夏をどれだけ全力で楽しんでも、髪は秋に持ち越さない。我慢するのではなく、楽しみ尽くすための仕組みづくりです。
フェスの日も支える、KEMAのアイテム
KEMAは、先進のリポソーム技術で補修成分を髪の内部まで届けることを軸にした韓国のヘアケアブランドです。フェスの日の時系列に沿って、頼れるアイテムを紹介します。

KEMA ペンタSオイル
当日の朝にベタつかないのにしっかり守る熱対応オイル。朝の「コーティング」の主役として、紫外線と乾燥から髪を包みます。ポーチに入れて毛先のお直しにも。
¥5,940 (税込)

湿熱ストレートアイロン DBST-24
朝のベースづくり水分と熱の均衡を保つ「湿熱」発想のストレートアイロン。乾かしすぎずにクセを整えるから、湿気の中でも戻りにくいベースがつくれます。
¥60,500 (税込)

SPASYS A・I・O 次世代マルチアイロン
フェスヘアのアレンジに1台でストレートからCカール・ウェーブまで。夜、まとめ髪をほどいたあとの「ゆるウェーブ」も、これひとつで思いのままに。
¥60,500 (税込)

KEMA スカルプシャンプー
帰宅後のリセットに一日分の汗・皮脂・ベタつきをすっきり洗い流しながら、必要なうるおいはキープ。ライトミントの香りが、火照った頭皮に心地いい。
¥9,020 (税込)

KEMA ミラクルボンドバーム
帰宅後の集中補修に紫外線と乾燥でダメージを受けた髪を、内側から立て直す洗い流さない高補修トリートメント。フェスの夜の「応急処置」の仕上げに。
¥4,290 (税込)

KEMA トライアルセット(50mL×3)
持ち運び・おためしに人気3アイテムを50mLサイズで。泊まりがけのフェスや遠征のポーチにちょうどよく、はじめてのKEMAにも。数量限定です。
¥2,980 (税込)
KEMAが受け継ぐ、韓国の美意識
KEMAが大切にしているのは、秩序・均衡・調和という考え方です。思いきり楽しむ一日と、静かに整える夜。浴びた紫外線と、その日のうちに補う栄養。夏の楽しみと髪の健やかさは、どちらかを我慢するものではなく、均衡をとるものだと私たちは考えます。フェスで歌いきった夜の30分のケアも、翌朝鏡を見る自分のための、立派な推し活のうちです。