髪は、顔よりも日焼けしている。紫外線ダメージのしくみと夏の守り方

髪は、顔よりも日焼けしている。紫外線ダメージのしくみと夏の守り方

KEMA Column

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夏の強い日差しの下に立つ女性
太陽にいちばん近いのは、いつも髪。顔には日焼け止めを塗っても、髪は無防備なまま。

顔の日焼け止めを塗り直す人は多くても、髪の紫外線対策をしている人は、まだ多くありません。けれど髪は体の最も高い位置にあり、遮るもののないまま太陽と向き合っています。頭部が浴びる紫外線量は顔の2〜3倍ともいわれ、しかも髪は肌と違って、一度傷むと自力では治りません。今回は、紫外線が髪に何を起こすのかというしくみから、日中の守り方、浴びてしまった後のケアまでを順番に整理します。

紫外線は、髪の「中身」を壊す

髪の主成分は、ケラチンというタンパク質です。紫外線(とくにUVB)はこのタンパク質の結合を切断し、髪の内部構造を少しずつ壊していきます。同時に、表面を守るキューティクルのタンパク質や脂質も酸化して劣化。キューティクルが浮き上がり、剥がれると、内部の水分やタンパク質が流出しやすい「穴の空いた」状態になります。

その結果として現れるのが、手触りのゴワつき、ツヤの低下、切れ毛や枝毛です。肌なら日焼け後にターンオーバーで再生しますが、髪は死んだ細胞の集まりのため、自己修復ができません。夏の間に受けたダメージは、秋になってそのまま「請求書」として届く——だからこそ、浴びる前の予防が何より大切なのです。

強い日差しに照らされる髪
光に透ける髪は美しいけれど、そのあいだにもタンパク質の結合は静かに切れていく。

カラーヘアはとくに要注意——退色は「光」で進む

カラーリングをしている髪にとって、紫外線はさらに手ごわい相手です。髪内部の染料は紫外線によって分解され、色味が黄ばんだり、赤っぽく褪せたりします。とくにブリーチを伴うハイトーンカラーやアッシュ系は、メラニンと染料の両方が分解されるため退色が早く、「7月に染めた色が8月にはもう別の色」ということも珍しくありません。

また、カラーやパーマを繰り返した髪はキューティクルがすでに開きやすくなっており、健康毛より紫外線の影響を受けやすい状態です。染めたての色を長く楽しみたいなら、紫外線対策はカラーケアの一部と考えるのが正解です。

日差しで退色したカラーヘア
毛先から進む退色は、紫外線のしわざ。色持ちの良し悪しは、夏の過ごし方で決まる。

忘れてはいけない、頭皮の日焼け

髪の根元、分け目やつむじは、体の中で最も無防備に日焼けしやすい場所です。頭皮が日焼けすると、赤みやヒリつきだけでなく、乾燥やごわつきによって毛穴まわりの環境が乱れ、これから生えてくる髪のコンディションにも影響します。健やかな髪は健やかな頭皮から——夏の頭皮の日焼けは、未来の髪への負債です。

毎日同じ分け目にしていると、その一本の線だけが集中的に紫外線を浴び続けます。ときどき分け目を変える、外出前に分け目にもUVミストをかける、といった小さな工夫が効いてきます。

分け目にUVミストをつける手元
いつも同じ分け目は、いつも同じ場所が日焼けしているということ。分け目にもUV対策を。

日中の守り方——「遮る」と「まとう」の二段構え

髪の紫外線対策の基本は、物理的に遮ることです。つばの広い帽子は頭皮と髪の両方を守る最も確実な手段で、日傘を併用すれば肩に落ちる髪までカバーできます。韓国でも夏の日傘は男女問わずすっかり定着し、「日差しは浴びないのがいちばん」という感覚が共有されています。

帽子をかぶれない日は、UVカット効果のあるヘアミストやスプレーを「まとう」対策を。朝のスタイリングの仕上げに髪全体と分け目へ吹きかけ、日中も外出前に塗り直すのが理想です。また、髪をまとめておくだけでも紫外線にさらされる表面積は減ります。ゆるくまとめたアップスタイルは、夏の実用的なヘアアレンジでもあるのです。

帽子と日傘で紫外線対策をする女性
帽子と日傘の二段構えは、髪にとって最上の日焼け止め。
肌の紫外線対策が「塗る・遮る・アフターケア」の三本柱であるように、髪も「まとう・遮る・補修する」で考える。浴びてしまった日の夜のケアまでが、ワンセットです。

浴びてしまった日の夜は、「補修」で締めくくる

どれだけ気をつけても、夏の日差しをゼロにはできません。だからこそ大切なのが、浴びた日の夜のアフターケアです。まず、シャンプーで汗と皮脂、日中つけたスプレー類をやさしく洗い流します。日差しを浴びた日の頭皮は軽い炎症状態のこともあるため、熱すぎるお湯は避け、ぬるめの温度で。

そのうえで、流出しやすくなったタンパク質と水分を補うトリートメントを。紫外線ダメージは髪の内部で起きているので、表面のコーティングだけでは足りません。内部に浸透するタイプの補修トリートメントを毛先中心になじませ、数分置いてから流します。仕上げのアウトバスで油分の膜をつくれば、翌日の紫外線に対するささやかな備えにもなります。

バスルームでトリートメントをなじませる女性
浴びた日の夜に、内側へ補給する。夏の髪の分かれ道は、バスルームにある。

毎日の習慣に。KEMAの人気アイテム

KEMAの補修ラインは、先進のリポソーム技術で補修成分を髪の最深部まで届け、紫外線で失われたタンパク質を内側から補う設計です。夏のアフターケアの主軸として。

KEMAが受け継ぐ、韓国の美意識

KEMAの根底にあるのは、秩序・均衡・調和という韓国の美意識です。夏の紫外線対策もまた、太陽を避けて閉じこもるのではなく、遮るものはきちんと遮り、浴びたぶんは丁寧に補って、髪と季節の均衡をとるという営みにほかなりません。ひと夏を終えたとき、あなたの髪が「何もなかったような顔」でツヤめいているように。予防と補修の両輪を、今日から始めてみてください。

浴びたぶんだけ、補えばいい

紫外線ダメージを内側から立て直す、KEMAの補修ラインをぜひお試しください。

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