海・プールのあとの髪は「応急処置」で決まる|夏レジャー後のレスキューヘアケア

海・プールのあとの髪は「応急処置」で決まる|夏レジャー後のレスキューヘアケア

KEMA Column

海・プールのあとの髪は「応急処置」で決まる|夏レジャー後のレスキューヘアケア

Advanced · Quality · Oriented

夏の海辺に立つ、艶やかな黒髪の女性
楽しかった一日の記憶を、髪のダメージに変えないために。

海やプールで思いきり遊んだ日の夜。シャワーを浴びたはずなのに、髪がごわつく、きしむ、指が通らない——そんな経験はありませんか。実は、レジャー後の髪の運命は「その日のうちに何をするか」でほぼ決まります。今回は、塩と塩素と紫外線が髪に何を起こしているのかというメカニズムから、泳ぐ前の予防、上がった直後の応急処置、そして当日夜の集中ケアまで。夏を楽しみながら美髪を守り抜くための、レスキューヘアケアをお届けします。

海水とプールの水は、なぜ髪をごわつかせるのか

海水の塩分濃度は約3.4%。髪が海水に浸かると、浸透圧の働きで髪内部の水分が外へ引き出され、乾くときには表面に塩の結晶が残ります。この結晶が水分を吸い続けるため、髪は乾いてもなお乾燥が進み、キューティクルは開いたままに。指どおりの悪さやごわつきは、この「塩の置き土産」が原因です。

一方プールの水に含まれる塩素は、髪の表面を守る脂質やタンパク質を酸化させ、キューティクルを少しずつ溶かすように傷めます。カラーをしている髪では色素の分解も進み、褪色や緑がかった変色の原因になることも。そしてどちらの場合も、水辺では地上より強い紫外線が降り注ぎ、濡れて無防備になった髪の内部まで届きます。塩・塩素・紫外線。夏のレジャーは、この三つが同時に髪を攻める「トリプルパンチ」の環境なのです。

陽射しを受けて光る、濡れた髪と水滴
濡れた髪はキューティクルが開き、いちばん無防備な状態。

泳ぐ前の3分が、その夜の髪を決める

意外に思われるかもしれませんが、レスキューケアは泳ぐ前から始まっています。ポイントは「先に髪を満たしておく」こと。乾いたスポンジが水を勢いよく吸い込むように、乾いた髪は海水や塩素水を一気に吸い込みます。プールサイドや浜辺に着いたら、まずシャワーの真水で髪をしっかり濡らしておく。それだけで、髪が吸い込む海水・塩素水の量をぐっと減らせます。

さらに余裕があれば、毛先を中心にヘアオイルをなじませて薄いヴェールをつくり、髪をまとめて結んでおくこと。摩擦と絡まりを防ぎ、水に触れる表面積そのものを減らせます。帽子をかぶれば紫外線対策も同時に完了。ここまでで、ものの3分です。

プールサイドでヘアオイルを毛先になじませる女性の手元
「先に満たして、薄く守る」。泳ぐ前のひと手間が最大の防御。

上がった直後——「すぐ真水」「こすらない」

海やプールから上がったら、できるだけ早く真水で髪全体をすすぎましょう。塩も塩素も、髪に付いたまま時間が経つほどダメージが進行します。ビーチやプールサイドのシャワーで構いません。地肌から毛先まで、ぬるつきや潮のにおいが薄れるまで丁寧に流します。

このとき絶対に避けたいのが、タオルでゴシゴシこすること。開いたキューティクルは、わずかな摩擦でも剥がれてしまいます。タオルで包み込むように水気を吸わせたら、目の粗いコームで毛先からそっとほどく。結んだまま放置したり、濡れた髪を強風の下でなびかせて乾かしたりするのも、絡まりと引っかかりのもとです。

ビーチシャワーで髪を真水ですすぐ女性
上がったら、まず真水。応急処置のスピードが翌朝の髪を変える。
レジャー後の髪のダメージは「その場で止血、夜に治療」。当日中のケアが、一週間後の髪を決めます。

その夜のインバスケア——洗って、補って、閉じる

帰宅後のバスタイムは、その日の主役です。まずシャンプーで、残った塩・塩素・皮脂・日焼け止めをきちんと洗い流すこと。このとき、タンパク質を補いながら洗えるシャンプーを選ぶと、洗浄とケアを同時に進められます。海水と塩素で失われたのは水分だけでなく、髪の中身であるタンパク質そのものだからです。

続くトリートメントは、いつもより少し丁寧に。中間から毛先へなじませたら、粗めのコームで全体に行き渡らせて数分置きます。ダメージが気になる日は、保湿力の高い集中トリートメントに切り替えて、開いたキューティクルの内側までうるおいを届けましょう。最後にぬるめのお湯ですすいで、キューティクルを引き締めて閉じる。「洗って、補って、閉じる」の三拍子が、当日夜の治療です。

バスルームで丁寧に髪を洗う女性
当日の夜が勝負。洗浄と補修は、同じ夜のうちに。

アウトバスで「密封」して眠る

お風呂上がりは、タオルドライのあとに洗い流さないトリートメントを。ダメージを受けた日の髪には、内部を補修しながら表面をコートしてくれるバームタイプが頼りになります。手のひらで温めて、毛先から中間へ。そのあとドライヤーで根元から乾かし、最後に冷風をあてて表面を整えれば、補った水分と栄養を髪の中に「密封」できます。

濡れたまま眠るのは、この日ばかりは厳禁です。開いたキューティクルが枕との摩擦で削られ、せっかくのケアが台無しになってしまいます。しっかり乾かして眠る——それだけで、翌朝の手ざわりは見違えるはずです。

タオルドライした髪にバームをなじませる女性
補修成分を「密封」してから眠る。翌朝の指どおりが答え。

頭皮のアフターケアも、忘れずに

見落とされがちなのが頭皮です。髪と同じように、頭皮も塩素と紫外線のダメージを受けています。日焼けでほてりを感じるときは、ぬるめのシャワーでやさしく洗い、ゴシゴシ擦らないこと。汗と皮脂、日焼け止めが混ざった夏の頭皮は、放っておくとベタつきやニオイ、乾燥によるかゆみの原因になります。レジャーの翌日以降は、頭皮用のシャンプーやトニックで水分と皮脂の均衡を整えてあげると、髪が育つ土台そのものが立て直せます。美しい髪は、健やかな頭皮から。夏こそ、この原則に立ち返る季節です。

夏のレスキューに。KEMAの人気アイテム

KEMAが受け継ぐ、韓国の美意識

韓国では、夏のレジャーのあとに髪と肌を「元の状態へ戻す」ケアを欠かさない人が少なくありません。楽しむことと、整えること。その両方があってはじめて美しさが続くという考え方は、KEMAが掲げる「秩序・均衡・調和」の哲学にも通じています。塩と塩素と紫外線に傾いた髪の均衡を、その日のうちに取り戻す。先進のリポソーム技術で補修成分を髪の最深部へ届けるKEMAのヘアケアは、そんな夏の夜の「立て直し」にこそ力を発揮します。海もプールも、我慢しなくていい。正しく守り、正しく戻せば、髪は夏を越えられます。

夕暮れの海辺を歩く、艶やかな髪の女性
楽しんだぶんだけ、整える。それが夏と美髪を両立させる唯一の方法。

夏のダメージ、その日のうちにリセット。

洗う・補う・密封する。レスキューケアのすべてが、KEMAに揃っています。

KEMAの製品を見る