雨つづきの季節に。湿気に負けない髪と、ゆらがない心のために

雨つづきの季節に。湿気に負けない髪と、ゆらがない心のために

KEMA Column

雨つづきの季節に。湿気に負けない髪と、ゆらがない心のために

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雨の窓辺に立つ、つややかな髪の女性
雨音の向こうで、髪だけはいつも通り整っている。そんな日が、心を少し軽くしてくれる。

今年の梅雨は雨量が多くなる見込みだと伝えられています。加えて、立て続けに近づく台風、ときおり届く地震のニュース——。空も足元も、どこか落ち着かない毎日が続いています。気圧が下がり、湿度が上がり、髪はうねり、気分まで重くなる。そんな季節だからこそ、髪を整えるほんの数分が、思いのほか心の支えになります。今日は、湿気に負けない髪のつくり方と、揺らぐ季節をやさしく過ごすためのヘアケアのお話を。

今年の梅雨は「雨が多い」。髪にとってはどんな季節?

梅雨入りは西日本から東海・関東で六月上旬とほぼ平年並み。一方で、前線が本州付近に停滞しやすく、今年は雨量が多くなると見られています。湿度が高い日が長く続くということは、髪にとっては「もっとも気を抜けない季節」が長引くということでもあります。

髪がうねったり広がったりするのは、気分のせいでも、生まれつきだけのせいでもありません。髪の内部には水分を含みやすい部分とそうでない部分があり、湿度が高いと、傷んだ髪ほど空気中の水分を不均一に吸い込みます。その吸い込み方のムラが、うねりやふくらみとなって表に出てくる——これが梅雨に髪が決まらない、いちばんの理由です。

湿気の中でもなめらかにまとまる髪のクローズアップ
うねりの正体は、髪の中の「水分の入り方のムラ」。整えるべきは、表面ではなく内側。

カギは「水分と熱の均衡」という考え方

湿気に振り回されない髪をつくるには、外から固めて押さえ込むのではなく、髪の内側の水分バランスそのものを整えておくことが近道です。KEMAが大切にしている湿熱(しつねつ)——水分と熱の均衡という発想は、まさにこの季節のためにあるような考え方です。

傷んでスカスカになった髪の内部を、必要な成分でていねいに満たしておく。すると、外の湿度が高くても、髪はむやみに水分を吸い込まなくなり、うねりや広がりが起きにくくなります。表面をコーティングして一時的にごまかすのではなく、内側から「水分が乱れない髪」に整えておくこと。それが、長い梅雨をいちばんラクに乗り切る土台になります。

湿気に勝とうとしなくていい。髪の内側の均衡が保てていれば、雨の日も、髪はちゃんと味方でいてくれます。

見落としがちな「頭皮のむれ」

梅雨や台風の季節、意外と見過ごされがちなのが頭皮です。湿度と気温が同時に上がると、頭皮は汗と皮脂でむれやすくなり、ベタつき・ニオイ・かゆみが出やすくなります。雨に濡れた髪を生乾きのままにしておくのも、頭皮環境にはあまりうれしくありません。

髪をきれいに保ちたいなら、まず土台である頭皮から。余分な皮脂や汚れはすっきり落としつつ、必要なうるおいは奪いすぎない——そんなバランスのよい洗い方を心がけたい季節です。シャンプーのあとに頭皮用のトニックで水分を補っておくと、根元から軽やかな仕上がりが続きやすくなります。

指の腹で頭皮をやさしくマッサージする女性
髪の悩みの多くは、頭皮から。むれやすい季節こそ、根元をいたわるケアを。

韓国では、湿気の季節をどう過ごす?

韓国にも「장마(チャンマ)」と呼ばれる梅雨があり、夏は日本以上に蒸し暑くなる日も少なくありません。それでも韓国の女性たちの髪がいつもつややかに見えるのは、湿気を「敵」として身構えるのではなく、毎日の小さな手入れで先回りしているからです。

洗いっぱなしにしない、濡れた髪を長く放置しない、出かける前にアウトバスでひと膜まとわせておく。特別なことではなく、当たり前の習慣を、季節に合わせて少していねいにする。韓国ヘアケアの根っこにあるのは、そんな「整えることを暮らしの一部にする」感覚です。雨の日が続くからこそ、ケアの手を抜かない。その積み重ねが、梅雨明けの髪に大きな差を生みます。

雨の日のソウルのカフェと、ミニマルなヘアケアアイテム
雨の日を、嫌うのではなく整えて過ごす。韓国の暮らしには、そんな静かな余裕がある。

朝のひと手間で、うねりは出さずに済む

朝、髪を直そうとして失敗した経験は誰にでもあるはず。湿気の日は、いちど広がってしまった髪を立て直すより、そもそもうねらせない仕込みのほうが断然ラクです。

ポイントは、乾いた髪に少量のオイルをなじませてから一日を始めること。髪の表面に薄い膜ができることで、外気の湿気が髪の中に入り込むのを和らげてくれます。ベタつかないタイプのオイルを毛先中心に、ほんの数滴。さらにアイロンを使うなら、熱から守ってくれる熱対応のオイルを前につけておくと、ツヤとまとまりが夕方まで続きやすくなります。「直す」より「防ぐ」。これが梅雨の朝の合言葉です。

朝、毛先にヘアオイルをなじませる女性
少量のオイルが、湿気と髪のあいだの薄いバリアに。朝のひと手間が一日を決める。

夜の乾かし方が、翌朝のうねりを左右する

意外かもしれませんが、梅雨の髪のコンディションは、夜にほとんど決まります。お風呂あがりの濡れた髪は、キューティクルが開いて無防備な状態。ここを生乾きのまま眠ってしまうと、寝ているあいだに変なクセがつき、翌朝のうねりや広がりにつながります。

タオルでやさしく水分を取ったら、洗い流さないトリートメントを中間から毛先になじませ、根元からしっかり乾かす。最後に冷風でキューティクルを引き締めれば、表面が整って湿気が入り込みにくくなります。夜の数分を惜しまないことが、雨の朝のあなたを助けてくれます。

なぜ、雨の季節は気分まで沈むのか

梅雨どきに気分が落ち込みやすいのは、けっして気のせいではありません。低気圧が続くと自律神経のバランスが乱れやすくなり、だるさや頭痛、気分の重さを感じる人が増えます。いわゆる「気象病」と呼ばれる反応です。さらに、雨や曇りで日照時間が短くなると、心の安定に関わるセロトニンという物質がつくられにくくなり、なんとなく憂うつ、やる気が出ない、という状態に傾きやすくなります。

そこへ、立て続けの台風や地震のニュースが重なると、自分でも気づかないうちに緊張やストレスが積み重なっていきます。つまり、この季節に心が少し下を向くのは、あなたが弱いからではなく、体と環境のしくみによる、ごく自然な反応なのです。まずは「そういう季節だから仕方ない」と、自分を責めないこと。それだけで、少し肩の力が抜けます。

気分が晴れない日は、無理に晴らそうとしなくて大丈夫。髪を整えるような小さな行為が、沈んだ心をそっと支えてくれます。

気持ちを少しでも軽くするコツは、難しいことではありません。朝はカーテンを開けて、わずかでも光を浴びる。ほんの数分でも体を動かす。そして、髪や肌を整える小さなルーティンを大切にする——。鏡の中の自分が少し整って見えるだけで、気分は不思議と前を向きます。髪を手入れする時間は、見た目のためだけでなく、「自分をちゃんと大切にしている」という感覚を取り戻す時間でもあるのです。もし気分の落ち込みが長く続いたり、つらいと感じるときは、どうか一人で抱え込まず、身近な人や信頼できる専門家に頼ってくださいね。

もしもの備えにも。髪を整えておくという安心

強い台風や地震が続くと、暮らしのリズムも、心も乱れがちです。だからこそ、もしものときに知っておくと少し安心なことを、ひとつだけ。断水で髪を洗えない状況では、髪をきつく結びすぎず、ゆるくまとめて頭皮の蒸れを防ぐだけでも、不快感はずいぶん和らぎます。乾いたタオルで地肌の皮脂をやさしく押さえたり、ブラッシングで汚れを浮かせて整えるのも有効です。日頃から髪の状態を整えておくことは、こんな非常時にも、少しだけ自分をラクにしてくれます。無理のない範囲で、どうかご自身をいたわってあげてください。

毎日の習慣に。KEMAの梅雨ケアアイテム

KEMAが受け継ぐ、韓国の美意識

雨も、風も、揺れも、わたしたちには止められません。けれど、自分の手で整えられるものは、思っているよりたくさんあります。髪もそのひとつ。湿気に勝とうと身構えるのではなく、髪の内側の水分と熱の均衡をそっと保っておく——それは、KEMAが掲げる秩序・均衡・調和という考え方そのものです。

先進のリポソーム技術で成分を髪の最深部へ届け、内側から整える。落ち着かない季節にこそ、整った髪は静かな自信になります。空模様に振り回されない髪で、梅雨の毎日を、すこしだけ軽やかに。

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