「夏が終わると髪がボロボロになる人と、ならない人の差は?」

「夏が終わると髪がボロボロになる人と、ならない人の差は?」
梅雨から夏へ。髪と頭皮を守る本質のケア | KEMA
Summer hair care
Hair Care Column · 2025 Summer

梅雨から夏へ。
髪と頭皮を守る、
本質のケア。

湿気・紫外線・汗——この季節、髪は静かに蓄積するダメージに晒されています。
KEMAが考える「夏の正しいケア」を、科学と感覚の両面から解説します。

梅雨の湿気 & うねり 紫外線ダメージ 頭皮 & 汗対策 朝晩ルーティン 成分の選び方

六月の空気が変わるとき、髪もまた変化の季節を迎えます。
湿気に翻弄されるうねり、降り注ぐ紫外線、夏の汗が生む頭皮のストレス——
それらは「仕方のないもの」ではなく、正しいアプローチで確かに変えられます。

6〜8
UV が最も強い
シーズン
70%
曇天でも届く
紫外線量
38
理想のシャンプー
お湯温度

01 Tsuyu Season

梅雨の湿気とうねりのメカニズム

雨の日の髪の悩み
梅雨の湿気は髪の内部構造に直接影響し、うねりや広がりの原因となる

梅雨時期に多くの方が感じる「髪が広がる」「うねる」「まとまらない」という悩みは、単なる気分の問題ではありません。髪の構造と湿気の関係には、明確な科学的根拠があります。

日本の梅雨は世界的に見ても特殊な気候です。約1ヶ月にわたって湿度70〜80%が続く環境は、髪にとって過酷な試練。特にダメージを受けた髪ほど湿気の影響を受けやすく、カラーやパーマの履歴がある方は注意が必要です。

仕組み:なぜ湿気で髪はうねるのか

髪の内部には「コルテックス」と呼ばれるタンパク質の束があり、「オルソコルテックス」と「パラコルテックス」という2種類の細胞で構成されています。これらは水分の吸収量が異なるため、湿気が多い環境では不均一に膨張し、髪全体がねじれ・うねる原因となります。キューティクルが開いた状態だと、この現象がさらに顕著になります。

Humidity Impact — 季節別の湿度と髪への影響度
春(4–5月)45%
梅雨(6月)78%
夏(7–8月)70%
秋(9–10月)55%
湿度が高いほどキューティクルが開きやすくなり、うねり・ダメージが生じやすくなります。梅雨〜夏は年間で最もケアが重要な時期です。

うねりを抑えるための基本戦略

うねりへの対処は「キューティクルを整え、外部からの水分侵入を防ぐ」こと。シャンプー後のケアが特に重要です。

NG習慣
  • タオルでゴシゴシ拭く
  • 自然乾燥で放置する
  • 熱いお湯でシャンプー
  • コーミングを省く
  • スタイリングなしで外出
正しいアプローチ
  • タオルで優しく押さえ拭き
  • すぐにドライヤーで乾かす
  • 38℃のぬるま湯で洗う
  • 洗い流しトリートメント必須
  • オイルでコーティングして出かける

髪質別・うねり対策のポイント

うねりの出方は髪質によって異なります。細毛の方は湿気で髪がペタンとなりやすく、太毛の方は広がりが顕著に。自分の髪質を理解した上で、適切なアプローチを選ぶことが大切です。

細毛・軟毛の方:軽いテクスチャーのミルクタイプのトリートメントがおすすめ。重いオイルは髪をペタンとさせてしまうため、毛先のみに少量使用しましょう。ボリュームを出しながらうねりを抑えるには、根元はドライヤーで立ち上げ、毛先のみにスタイリング剤を使うのがコツです。

太毛・硬毛の方:しっかりとしたオイルやバターで表面をコーティングし、湿気の侵入を物理的にブロック。シアバターやアルガンオイル配合のスタイリング剤が効果的です。ドライヤー時に上から下へ風を当て、キューティクルを整える方向で乾かしましょう。

うねりを味方にするスタイリング術

うねりを「消す」だけでなく、あえて活かすスタイリングも梅雨シーズンの選択肢です。ウェットな質感のスタイリングクリームをなじませ、くせを一方向に整えることで、こなれたテクスチャーヘアに仕上がります。無理に直毛にしようとするより、髪への負担も少なくなります。

梅雨のお出かけ前チェックリスト
  • アウトバストリートメント(オイルまたはクリーム)を馴染ませた
  • ドライヤーで根元から毛先まで完全に乾かした
  • ヘアスプレーで仕上げのコーティングをした
  • ハットやスカーフなど物理的な対策グッズを携帯した
  • 外出先でのお直し用スタイリングミストを持った

02 UV Protection

紫外線ダメージと夏のヘアケア

帽子で紫外線対策
帽子は最もシンプルで効果的な紫外線対策。ファッションとして楽しみながら髪を守れる

「日焼け止めは塗るけど、髪の UV ケアはしていない」という方が大半です。しかし肌と異なり、髪には自己修復機能がありません。受けたダメージは、適切なケアでのみ補修できます。

実は、髪は肌の約3倍もの紫外線を浴びているというデータがあります。頭頂部は太陽に最も近い位置にあり、分け目や生え際は直射日光を受けやすい部位。にもかかわらず、ヘアUVケアの習慣がある方は全体の2割程度と言われています。

注意:曇りの日も油断禁物

曇天でも紫外線量は晴天の約60〜70%が地表に届きます。また、水面・砂浜・コンクリートの照り返しで紫外線量は通常より20〜80%増加します。「今日は曇りだから大丈夫」という認識は、夏場の髪を傷める大きな原因のひとつです。

仕組み:紫外線が髪を傷めるプロセス

UVBはキューティクルを直接破壊し、UVAは髪の内部深くまで浸透してシスチン結合(タンパク質の結合)を切断します。また、メラニン色素の分解によりカラーの褪色が加速。ダメージを受けたキューティクルは水分を保持できなくなり、パサつき・切れ毛へとつながる悪循環が生まれます。

夏の UV ダメージ対策 5 ステップ

1
毎朝のアウトバストリートメントを習慣に

洗い流さないトリートメントは、髪表面に保護膜を形成します。オイルタイプは紫外線・摩擦・熱ダメージから髪を物理的に守り、ツヤも与えます。ドライヤー前と、朝のスタイリング前の2段階使いが効果的です。

毎朝必須
2
ヘア用 UV スプレーを取り入れる

肌用の日焼け止めと同様に、ヘア用 UV スプレーで髪をプロテクト。分け目・トップ・後頭部を重点的にスプレーしましょう。長時間屋外にいる日は2〜3時間おきに塗り直しを。

外出前に
3
帽子・スカーフで物理的に遮断

最も確実な方法は「遮る」こと。UV カット加工の帽子は、ファッションとして楽しみながら髪と頭皮を守れます。シルクライニングのキャップは摩擦も防ぎ、うねり・静電気の抑制にも効果的です。

長時間外出時
4
週 1 回の集中補修トリートメント

蓄積したダメージをリセットするために、週に一度はヘアマスクを使いましょう。シャンプー後に塗布し、蒸しタオルを巻いて10〜15分置くと浸透が深まります。

週1回ケア
5
海・プール後は「即」シャンプー

海水の塩分・塩素・砂はキューティクルを著しく傷めます。入水後はできるだけ早くシャワーで洗い流し、帰宅後はシャンプー&トリートメントをしっかり行いましょう。

マリンレジャー後

知っておきたい:カラーヘアが特に注意すべき理由

カラーリングした髪は、薬剤処理でキューティクルが一時的に開いた状態になっています。そのため紫外線の影響を受けやすく、色の退色が早まります。カラー直後の1〜2ヶ月は特に集中的な UV 対策と補修ケアが必要です。ヘアオイルを多めに使うだけでも褪色のスピードを遅らせることができます。

03 Scalp Care

頭皮ケアと汗対策

頭皮ケアアイテム
頭皮ケアの基本は「正しい洗い方」と「適切なアイテム選び」から始まる

「美しい髪は、健康な頭皮から」——夏はこの原則が最も試される季節です。気温と湿度の上昇で皮脂分泌が活発になり、汗との組み合わせが頭皮環境を大きく乱します。

夏の頭皮は、冬に比べて皮脂分泌量が約1.5倍に増加します。さらに汗と混ざることで毛穴が詰まりやすくなり、臭いやフケ、かゆみの原因に。放置すると毛根にダメージが及び、秋の抜け毛につながることもあります。

夏の頭皮トラブルの連鎖を断ち切る

過剰な皮脂 → 毛穴の詰まり → 常在菌バランスの崩壊 → 炎症・フケ → 抜け毛リスクの増加。このサイクルは「正しい洗い方」「適切な洗浄成分の選択」「乾燥方法」の3つを見直すだけで、大きく改善できます。

シャンプーの正しい方法

予洗い(1〜2 分)

シャンプー前に、38℃前後のぬるま湯で丁寧に予洗いします。この工程だけで頭皮・髪の汚れの約70%を落とせます。

泡立ててから頭皮へ

シャンプーを手のひらで先に泡立て、頭皮に乗せます。原液をそのまま付けると、泡立てる摩擦でキューティクルを傷めます。

指の腹でマッサージ洗い

爪を立てず、指の腹を使って頭皮を「動かすように」洗います。こめかみ → 側頭部 → 後頭部 → 頭頂部の順で、気持ちいい圧力でリズムよく。血行も促進されます。

すすぎは念入りに(1〜2 分)

すすぎ残しは頭皮トラブルの大きな原因。「まだかな」と思うくらい丁寧に流し、最後はやや冷たいぬるま湯でキューティクルを整えましょう。

夏に多い「洗いすぎ」問題

「汗をかくから」と1日に複数回シャンプーするのは逆効果です。必要な皮脂まで洗い流し、頭皮が乾燥して過剰分泌を引き起こします。原則として1日1回・夜に洗うのがベスト。日中は頭皮用ミストでのリフレッシュが有効です。

頭皮マッサージの効果

シャンプー時の頭皮マッサージは、単なる洗浄以上の効果があります。血行促進により毛根への栄養供給が改善され、健康な髪の成長を促します。特に夏は汗で頭皮が固くなりやすいため、意識的にマッサージを取り入れましょう。

おすすめは「ジグザグ洗い」。指の腹を頭皮に当て、小さくジグザグに動かしながら洗う方法です。円を描くように動かすよりも毛穴の汚れが落ちやすく、頭皮への刺激も適度。週に1〜2回はシャンプーブラシを使うと、さらに効果的です。

外出中・外出後の汗対策
  • 頭皮用デオドラントスプレーを外出中に活用する
  • 帰宅後30分以内にシャンプーする習慣をつける
  • タオルで頭皮を軽く抑えてから、ドライヤーで素早く乾かす
  • ドライヤーの最後に冷風を当てて頭皮を引き締める
  • 枕カバーを週2〜3回交換し、就寝中の雑菌繁殖を防ぐ

頭皮の日焼けにも注意を

分け目や生え際は、直射日光が当たりやすい部位です。頭皮が日焼けすると炎症が起き、フケや抜け毛の引き金になることがあります。長時間屋外にいる場合は帽子の着用に加え、頭皮専用のUV保護スプレーを分け目に沿って塗布することをおすすめします。

04 Key Ingredients

ケア成分の選び方

商品を選ぶとき、成分表示に注目していますか?夏に特に有効な成分を知ることで、製品選びの質が大きく変わります。ここでは、梅雨〜夏のヘアケアに欠かせない6つの成分を詳しく解説します。

ケラチン
Keratin

髪の主成分と同じタンパク質。ダメージによる空洞を補修し、強度・弾力・ツヤを回復させます。夏のダメージ補修の基本成分です。

ヒートプロテクト成分
Thermal Protectant

ドライヤーやアイロンの熱から髪を守ります。夏はドライヤーの使用頻度が上がるため、熱保護は欠かせません。

アルガンオイル
Argan Oil

ビタミンEとオレイン酸を豊富に含み、紫外線から髪を保護しながら深部まで保湿。軽いテクスチャーで夏でもべたつきません。

シルクプロテイン
Silk Protein

キューティクルに吸着してなめらかさを与え、湿気の侵入を防ぎます。うねりやすい髪への梅雨対策成分として非常に有効です。

サリチル酸
Salicylic Acid

角質を穏やかに溶かし毛穴の詰まりを除去。過剰な皮脂による頭皮の臭いやフケ対策に有効な成分です。

ヒアルロン酸
Hyaluronic Acid

高い保水力で髪内部の水分を保ちます。乾燥しがちな夏の髪に潤いを与え、パサつきを防ぎます。

成分の組み合わせで効果を最大化

単一の成分だけでなく、組み合わせることで相乗効果が生まれます。例えば「ケラチン+ヒアルロン酸」は補修と保湿を同時に行い、「アルガンオイル+シルクプロテイン」は紫外線防御とうねり抑制を両立。自分の髪悩みに合わせて、複数の有効成分が配合された製品を選ぶのがポイントです。

成分を知ることは、髪と対話すること。自分の髪が何を必要としているかを理解すれば、季節ごとに最適なケアが自ずと見えてきます。

— KEMA Hair Philosophy

05 Daily Routine

梅雨・夏の朝晩ルーティン

朝のヘアケアルーティン
朝のケアは「保護」、夜のケアは「補修」。目的を意識したルーティンが美髪への近道

「何を使うか」と同じくらい大切なのが「いつ、どの順番で使うか」です。夏に最適化したルーティンを習慣にしましょう。

朝のルーティン
起床後
スタイリングミストで整える

就寝中のくずれをリセット。水分を含んだミストで寝ぐせを直し、根元から形を整えます。

ケア
アウトバストリートメント(オイル or クリーム)

毛先を中心にしっかりなじませ、梅雨の湿気と夏の紫外線から髪を守るコーティングを作ります。

仕上げ
ヘア UV スプレー

全体に軽くスプレーして光のダメージをブロック。分け目・頭頂部は特に念入りに。

携帯
スタイリングミスト・スプレーを持参

外出先での湿気リセットや、日中の汗後のリフレッシュに活躍します。

夜のルーティン
帰宅後
なるべく早くシャンプー

汗・皮脂・紫外線ダメージを持ち越さないために、帰宅後30分以内のシャンプーを目標に。

洗髪
予洗い → シャンプー → トリートメント

38℃のぬるま湯で予洗い後、泡立てたシャンプーを頭皮へ。トリートメントは毛先に重点的に。

補修
週1回:ヘアマスクで集中補修

週末などにヘアマスクを10〜15分置く集中ケアを取り入れましょう。蒸しタオルで浸透アップ。

乾燥
ドライヤーで完全乾燥(冷風仕上げ)

根元→毛先の順に乾かし、最後は冷風でキューティクルを引き締め。自然乾燥は厳禁です。

就寝
ナイトオイルで就寝中も保護

少量のヘアオイルを毛先になじませてから就寝。摩擦ダメージを軽減し、朝の扱いやすさも向上します。

ルーティンを続けるコツ

完璧を目指すよりも、まずは「朝のオイル」と「夜の完全乾燥」の2つだけを習慣化することから始めましょう。この2つだけでも、夏の髪ダメージは大幅に軽減されます。慣れてきたら徐々にステップを追加していくのが、長続きの秘訣です。

This Season's Checklist
  • アウトバストリートメントを毎朝使っている
  • シャンプーを夏・頭皮ケア向けに切り替えた
  • ヘア UV スプレーを購入して外出前に使っている
  • 週1回のヘアマスクを習慣にした
  • ドライヤーを毎晩使って完全乾燥している
  • 帽子またはスカーフを日常的に活用している

06 Q & A

よくある疑問 Q&A

Q
縮毛矯正・ストレートパーマはした方がいいですか?
うねりが強く毎日のスタイリングに時間がかかる方には有効な選択肢です。ただし薬剤処理は髪への負担を伴います。施術前後の補修ケアをしっかり行うことで、ダメージを最小限に抑えられます。まずはアウトバストリートメントやスタイリングで対応できるか試してみることをおすすめします。
Q
ヘアオイルとヘアクリーム、どちらがいいですか?
目的と髪質によります。ヘアオイルは軽いコーティング効果があり、ツヤ出しやUV対策に向いています。ヘアクリームは保湿力が高く、うねり・広がりを抑える効果があります。梅雨には「クリームで湿気バリア → 仕上げにオイルでコーティング」という重ね使いが特に効果的です。
Q
シャンプーは毎日すべきですか?
夏は汗・皮脂の分泌が多いため、基本的には毎日のシャンプーをおすすめします。ただし1日2回以上は過剰洗浄になりやすいため避けましょう。夏向けの低刺激・頭皮ケア系シャンプーへの切り替えも検討してみてください。
Q
夏に抜け毛が増えた気がするのですが、大丈夫ですか?
夏から秋にかけては生理的な抜け毛が増える時期でもあります(季節性脱毛)。加えて、頭皮の汗・皮脂・紫外線ダメージが重なることで一時的に抜け毛が増えることがあります。毎日100本以上の抜け毛が1ヶ月以上続く場合は専門家への相談をおすすめします。まずは頭皮ケアのルーティンを見直すことで改善するケースがほとんどです。
Q
ヘアカラーが夏に褪色しやすいのはなぜですか?
紫外線によるメラニン色素の分解と、高温・海水・塩素によるキューティクルの開きが主な原因です。カラー後の髪は特に紫外線の影響を受けやすい状態にあります。毎日のアウトバストリートメントとUVスプレーの使用、週1回の補修トリートメントで褪色スピードを大幅に遅らせることが可能です。
Q
プールや海に入る前にできる予防策はありますか?
入水前にヘアオイルやトリートメントを髪全体にたっぷり塗布しておくと、塩素や塩分の浸透を軽減できます。また、髪を真水で濡らしてから入水すると、海水や塩素水の吸収量が減ります。スイムキャップの使用も効果的です。入水後はできるだけ早く真水ですすぎ、帰宅後にしっかりシャンプー&トリートメントを行いましょう。

KEMA — Advanced · Quality · Oriented

この夏、髪への真摯さが
本物の美しさをつくる。

梅雨から夏へ——この季節の変化を、髪のターニングポイントとして捉えてください。 正しいケアを積み重ねることで、秋には強く、美しい髪へと変わっていきます。 KEMAは、その一歩一歩に寄り添います。

Shop KEMA Products
Advanced · Quality · Oriented  |  © KEMA — 韓国発プレミアムヘアケア kema.hair