ソウル旅行で立ち寄りたいオリーブヤング(OLIVE YOUNG)

ソウル旅行で立ち寄りたいオリーブヤング(OLIVE YOUNG)
ソウル旅行で立ち寄りたい オリーブヤング徹底攻略|KEMA COLUMN
KEMA COLUMN
TRAVEL & BEAUTY
KEMA COLUMN ── TRAVEL & BEAUTY

ソウル旅行で立ち寄りたい
「オリーブヤング」徹底攻略— 渡韓前に読んでおきたい、買い物の地図 —

ソウルの街歩きイメージ KEMA 公式ロゴ
“買う”だけではなく、韓国美容の今を歩く。SEOUL BEAUTY SHOPPING GUIDE

ソウル旅行のしおりに、いまや欠かせない名前になった「オリーブヤング(OLIVE YOUNG)」。韓国コスメの“今”が一カ所に集まる場所として、グルメや観光と並ぶ旅の目的地になりました。とはいえ、店舗の種類が多く、棚に並ぶアイテムは数千点。予備知識ゼロで足を踏み入れると、その情報量に圧倒されて「結局なにを買えばいいの?」と立ち尽くしてしまうこともあります。

このコラムでは、店舗選びから免税、買うべきアイテム、お得テクニック、そして旅のあとに続くヘアケアまでを9つのブロックに整理しました。読み終えるころには、あなたの旅程にそのまま入れられる“買い物の地図”ができあがっているはずです。

2026.05 UPDATE読了目安 約12分SEOUL / OLIVE YOUNG
BLOCK 01

なぜ今、オリーブヤングが「旅の目的地」なのか

オリーブヤング店舗外観の参考写真
旅行者の動線に自然に入ってくるヘルス&ビューティーストア。写真は編集用参考素材です。

かつてソウル旅行のコスメ探しといえば、明洞の路面店をはしごして、客引きと値段交渉をするのが定番でした。その風景を一変させたのが、オリーブヤングの存在です。

オリーブヤングは、韓国国内に店舗を構えるヘルス&ビューティーストアの最大手です。ドラッグストアとコスメセレクトショップを掛け合わせたような業態で、ナショナルブランドから、日本ではまだ手に入りにくいオンライン発の新進ブランドまでが一堂に並びます。韓国国内のあらゆる街角にあるため、旅程に組み込まなくても“自然と立ち寄れる”のが強みです。

けれども、本当の魅力は「韓国コスメの今が、ここに来れば分かる」という一点にあります。SNSでバズったリップ、美容好きが口を揃えて勧めるセラム、K-POPアイドルのメイクから広がったアイテム。気になっていたものを実際に手に取れて、しかも現地の定番価格で買える。旅行者にとって、これほど効率のよい買い物スポットはありません。

オリーブヤングを“買い物の場所”としてだけでなく、韓国美容のトレンドを短時間で把握できる小さなショールームとして捉えると、旅程の組み方が変わります。

だからこそ、攻略が必要です。観光地の大型店は売り場が広く、ブランドの数も膨大。限られた旅の時間のなかで、迷子にならず、買い忘れもなく、しかもお得に。まず次のブロックでは、日本人にとってオリーブヤングがどれほどの存在になっているのかを、データから読み解いていきます。

BLOCK 02

【データ編】日本人にとっての“定番度”を分析する

オリーブヤングが韓国の人に支持されているのは当然として、では日本人旅行者にとってはどうでしょうか。「なんとなく人気そう」を、できるだけ数字で確かめてみます。

訪韓日本人は過去最多へ

2025年の訪韓日本人は約365万人。韓国旅行は“特別な海外旅行”から、より日常的な短期旅行へ近づいています。[1]

韓国コスメは日本輸入で首位

2025年の化粧品輸入で韓国は1,417.7億円、シェア30.8%で首位。2022年以降、存在感が拡大しています。[2]

この数字が示しているのは、韓国旅行と韓国コスメがすでに一部の熱心なファンだけのものではなく、幅広い層に開かれた主流の美容体験になっているということです。訪韓日本人の増加は、明洞や聖水の店舗をにぎわせ、韓国コスメの輸入拡大は、日本に帰ってからも同じブランドに出会いやすい環境を作っています。

DATA ── 数字で見る人気

訪韓日本人 約365万人(2025年・過去最多)。韓国旅行の“日常化”が進んでいます。

韓国コスメは日本の化粧品輸入額で第1位。2025年は輸入額1,417.7億円、シェア30.8%と報じられています。

購買層は拡大中。10〜20代のトレンド消費だけでなく、30代以上のスキンケア、頭皮ケア、ウェルネス需要にも広がっています。

なぜ、これほど日本人に刺さるのか

理由を分解すると、韓国コスメには「トレンドの回転が速い」「価格と質のバランスがよい」「SNSで話題のものをすぐ試せる」という三拍子が揃っています。そして、その“今”が最も濃く・最も早く・最も多く集まる場所こそがオリーブヤング。だからこそ日本人旅行者にとって、渡韓のたびに立ち寄る“鉄板スポット”になりました。

BLOCK 03

【基礎知識編】行く前に知っておきたい全体像

123

① 通常店 ② 観光商圏のグローバル特化型店 ③ 大型旗艦店

攻略の第一歩は、オリーブヤングという“地形”を知ること。店舗のタイプ、営業時間、支払い方法。この3つを押さえておくだけで、現地での迷いがぐっと減ります。

店舗には大きく3つのタイプがある

① 街なかの通常店は、住宅街や駅前にある中小規模の店舗です。ふらっと立ち寄るには十分ですが、話題アイテムが品切れしていることもあります。② 観光商圏のグローバル特化型店は、明洞・弘大・聖水など外国人観光客が多いエリアの店舗。多言語対応や旅行者向けの品揃えが期待できます。③ 大型旗艦店は、体験コーナーやポップアップまで含めて楽しめる店舗です。“オリーブヤングを目的に行く”なら、ねらうべきはこの②と③です。

POINT ── 営業時間と混雑の目安

観光エリアの大型店は、おおむね10:00〜22:30前後まで営業。弘大など若者の街では23:00頃まで開いている店舗もあります。ただし店舗ごと・曜日ごとに差があるため、訪問前に最新の営業時間を確認しましょう。

混雑のピークは夕方から夜、そして週末。ゆっくり棚を見たいなら、開店直後の午前中か平日の早い時間帯がねらい目です。

支払いと、レジ前の準備

支払いはクレジットカード(VISA/Mastercardなど)が広く使え、現金(韓国ウォン)も問題ありません。免税を使うなら、パスポート原本を取り出しやすい場所に。レジ直前に慌てないだけで、買い物の印象はかなり変わります。

BLOCK 04

【店舗ガイド編】エリア別・行くべき店舗はここ

大型店舗の参考ビジュアル
聖水など大型店は“体験型”の買い物スポットに進化。画像は編集用参考素材です。

同じオリーブヤングでも、エリアによって“顔”はまるで違います。旅の目的とスケジュールに合わせて、訪れる店舗を選びましょう。

明洞(ミョンドン)エリア
FLAGSHIP ── 旗艦店が集まる王道

観光の中心地・明洞には、規模の大きな店舗が密集しています。初めての渡韓で、食事・両替・買い物をまとめて済ませたい人には最も組み込みやすいエリアです。1軒で見つからなくても近隣店舗でカバーしやすいのが強みです。

こんな人に:王道の観光ルートで効率よく買い物したい人/初めての渡韓

聖水(ソンス)エリア ── OLIVE YOUNG N 聖水
LARGEST ── 韓国最大級のフラッグシップ

いま最も“話題性”があるのが、トレンド発信地・聖水にある「OLIVE YOUNG N 聖水」。2024年11月に開業したこの店舗は、全5フロア、約4,628㎡(約1,400坪)で、当時の最大旗艦店・明洞タウンの約9倍と報じられています。[3] 物販だけでなく、ポップアップ、K-POP関連コーナー、体験型サービスもあり、買い物そのものが旅のアクティビティになります。

こんな人に:最新トレンドを浴びたい人/買い物を“体験”として楽しみたい人

弘大(ホンデ)エリア
LATE NIGHT ── 夜遅くまで楽しめる若者の街

学生やトレンドに敏感な若者が集まる弘大。夕食やライブ、街歩きのあとに立ち寄れるのが魅力です。トレンドのポイントメイクやプチプラアイテムの回転が早く、“今バズっているもの”に出会いやすいエリアです。

こんな人に:夜型の旅程/流行のメイクアイテムをチェックしたい人

江南(カンナム)エリア
CALM ── 落ち着いて選べる大人の街

洗練された江南エリアの大型店は、フロアごとにカテゴリーが整理されていて見やすいのが特長。観光エリアの店舗より比較的落ち着いた雰囲気で、スキンケアやヘアケアを腰を据えて吟味したい人に向いています。

こんな人に:人混みが苦手な人/スキンケア・ヘアケアをじっくり選びたい人

BLOCK 05

【免税編】タックスリファンド徹底攻略

オリーブヤングでの買い物が「お得」と言われる最大の理由が、タックスリファンド。仕組みを正しく理解しておけば、空港でバタバタすることなく、レジでスマートに完結できます。

韓国の免税には、空港でまとめて還付を受ける「事後免税」と、その場で税金分が差し引かれる「即時還付」があります。旅行者にうれしいことに、観光エリアのオリーブヤングの多くは「即時還付」に対応しています。つまり、レジの時点で税金分が引かれた金額を支払うだけで、空港での書類提出や商品提示の手間が少なくなります。

手続きはたったの3ステップ
  1. レジでパスポートの原本を見せる。コピーやスマホ画像ではなく、原本を携帯しておきましょう。
  2. 免税後の金額を支払う。対象店舗・対象金額であれば、その場で税金分が差し引かれます。
  3. レシートを保管する。即時還付でも、念のため出国まではレシートを捨てずに保管しておくと安心です。
POINT ── 金額の条件を正確に押さえる

韓国観光公社の案内では、タックスリファンドの購入条件は15,000ウォン以上。即時還付は、1回の決済が15,000ウォン以上かつ100万ウォン未満、旅行中の購入総額が500万ウォン以下などの条件が示されています。[4]

制度の金額条件や運用は変わることがあります。高額のまとめ買いをする場合は、渡韓前に最新の公式情報を確認してください。

免税対象になるのは、原則として本人が使用・持ち帰る未使用品です。パスポートは買い物のたびに必要になるので、財布やスマホケースなど取り出しやすい場所に入れておくと、レジでの流れがスムーズになります。

BLOCK 06

【買い物編】カテゴリ別・買うべき神アイテム

コスメ棚の参考写真
広い棚では“絶対に買うもの”と“現地で出会うもの”を分けて考えるのがコツ。写真は編集用参考素材です。

広い売り場で迷わないために、カテゴリーごとに“今おさえるべき定番”を整理しました。ひとつの目安になるのが、年に一度発表される「オリーブヤングアワード」。受賞アイテムはいわば“現地のお墨付き”です。

スキンケア ── まずは保湿の名品から

韓国コスメの真骨頂はスキンケア。なかでも「Torriden(トリデン)」のDIVE IN セラムは、うるおいと軽さのバランスで人気の定番です。同シリーズのマスクパックも、デイリー使いに気兼ねなく重ねられる価格帯が魅力。スキンケアは“消耗品だからこそまとめ買いの価値あり”の代表格です。

ベースメイク ── 仕上がりで選ぶ

ツヤ肌に仕上げたいなら、メイクアップアーティスト発ブランド「JUNGSAEMMOOL(ジョンセンムル)」のクッションファンデ。サラッとした仕上がりとメイク持ちを求めるなら、「BANILA CO」のパウダー系アイテムが候補になります。ベースメイクは肌色との相性が大きいので、必ず首元に近い色で確認しましょう。

ポイントメイク ── 今っぽさはここで仕込む

“韓国っぽい目元”をつくるなら、涙袋ペンシル、ニュートラルカラーのアイパレット、血色感のあるリップティントが王道です。色によっては品薄になることもあるため、気になる色は見つけたときが買いどき。ただし、リップは写真映えと日常使いの色が違うことも多いので、テスター確認は必須です。

カテゴリ 見るべきポイント 買い方のコツ
スキンケア 保湿、鎮静、低刺激、季節限定セット 消耗品は2〜3個セット、初ブランドは小容量から。
マスクパック 成分、枚数、ばらまきやすさ 重さが出やすいので、荷物の余白を見て購入。
ベースメイク ツヤ/セミマット、色、崩れにくさ 照明下だけでなく自然光でも色を確認。
ポイントメイク 涙袋、アイパレット、ティント 流行色は限定・品切れが早い。見つけたら早めに確保。
ヘアケア 補修、頭皮、香り、熱ケア 液体・オイル類は受託手荷物前提で重量を確認。
POINT ── 買い物を失敗しないコツ

事前に「絶対に買うもの」を3〜5個メモしておき、現地ではそれを最優先で確保。残り時間で“出会い枠”を楽しむと、買い忘れと買いすぎの両方を防げます。

BLOCK 07

【ヘア&頭皮ケア編】旅のあとも続く美しさ

スキンケアやメイクに目が行きがちですが、オリーブヤングのヘアケア棚は隠れた宝庫です。韓国はいま、髪と頭皮のケアにも意識が高い国。旅の思い出にもう一棚、足を運んでみてください。

ヘアケアコーナーで存在感を放つのが、集中補修トリートメントのジャンルです。ダメージ補修、ウォータートリートメント、香りを楽しむヘアオイル、頭皮用トニックなど、旅先のホテルでも試しやすいアイテムが豊富に並びます。スキンケアが“肌状態に合わせて選ぶ”ものだとすれば、ヘアケアもまた髪質・ダメージ履歴・頭皮状態に合わせて選ぶものです。

CARE ── “頭皮”という視点を旅の土産に

韓国のヘアケアで近年とくに注目されているのが「頭皮ケア(スキャルプケア)」。髪は、健やかな頭皮があってこそ美しく育ちます。スキンケアと同じ感覚で頭皮をいたわる——その発想を持ち帰るだけでも、毎日のケアが変わります。

旅先で出会うヘアケアは楽しい体験ですが、毎日続けるベースのケアは、自分の髪質と暮らしに寄り添うものを一本決めておくと、髪のコンディションが安定します。旅の高揚感のなかで“あれもこれも”と手に取りたくなりますが、日常の定番ケア+旅で出会うスペシャルケア——この二段構えが、いちばん髪に優しい付き合い方です。

KEMA 公式ロゴ
KEMA HAIR CARE

韓国で出会ったヘアケアの楽しさを、旅のあとの毎日へ。
KEMAは、髪と頭皮に静かに寄り添い、構造から美を設計するプレミアムヘアケアブランドです。

KEMAのヘアケアを見る
BLOCK 08

【お得テク編】賢く・ストレスなく買うコツ

同じ買い物でも、タイミングと準備しだいで満足度は大きく変わります。ここでは“知っていると得をする”実践テクニックをまとめます。

セールの時期を旅程に重ねる

オリーブヤングには、年に数回の大型セールがあります。例年、3月・6月・9月・12月を中心に大規模なセールが開催され、割引のほか「1+1(1個買うともう1個)」などの企画も登場します。さらに毎月25・26・27日前後の販促期間に重なれば、それだけでぐっとお得になります。ただしセール時は混雑・品切れも増えるため、朝一番の訪問がおすすめです。

アプリ・会員登録を味方につける

公式アプリには、ダウンロード特典や時間限定のクーポンが用意されていることがあります。短い滞在でも、登録しておくだけで割引のチャンスが広がります。会員価格やポイントの仕組みもあるため、「買う」と決めているなら登録は早めに済ませましょう。

まとめ買いと“持ち帰り”の注意点
  • マスクパックやスキンケアなど消耗品は、価格と荷物のバランスを見て計画的にまとめ買いを。
  • 化粧水・ヘアオイルなど液体物は、原則スーツケース(受託手荷物)に入れるのが安心です。
  • ガラス瓶のアイテムは、衣類で包むなど割れ対策を。エコバッグを1枚持っておくと荷分けに便利です。
  • “安いから”と買いすぎると、滞在中の購入総額の上限や荷物の重量超過に響くことも。リストを基準に冷静に。
POINT ── 時間も“コスト”と考える

大型店は広く、全フロアをくまなく見ると軽く1〜2時間かかります。買うものリストを片手に「行く棚」を絞れば、浮いた時間を観光やカフェに回せます。賢い買い物とは、お金と時間の両方を上手に使うことです。

BLOCK 09

【まとめ編】半日モデルコース&出発前チェックリスト

最後に、ここまでの内容を“動ける形”に落とし込みます。半日のモデルコースと、出発前に確認したいチェックリストを用意しました。そのまま旅のしおりに書き写してください。

オリーブヤング半日モデルコース(例)
10:00
開店直後の大型店からスタート明洞または聖水の旗艦店へ。人が少ない時間に、買うものリストを最優先で確保。
11:30
“出会い枠”をゆっくり楽しむテスターを試しながら、気になっていたトレンドアイテムをチェック。
12:30
レジ&免税手続きパスポートを準備し、即時還付でスマートに会計。
13:00
ランチ&荷物整理カフェで休憩しつつ、割れ物の梱包やエコバッグへの荷分けを。
14:30
別エリアの店舗で買い足し午前で見つからなかったアイテムを、近隣の店舗でカバー。

── 出発前チェックリスト ──

オリーブヤングは、ただの買い物スポットではありません。韓国コスメの“今”を肌で感じられる、小さなショールームのような場所です。下調べを少しするだけで、その時間は何倍にも豊かになります。そして——旅で出会ったコスメやヘアケアを楽しみながら、帰ってからの毎日のケアも大切に。特別な一日と、変わらない日常。その両方を整えることが、ほんとうの美しさにつながっていきます。

あなたのソウル旅行が、心も髪も満たされる時間になりますように。いってらっしゃい。