切れ毛・枝毛はなぜ起きる?|原因から考える、毛先を守る毎日の習慣

切れ毛・枝毛の原因と、毛先を守る毎日の習慣

KEMA Column

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ふと毛先を見たとき、先が2つに割れていたり、短く切れた髪がピンピンと飛び出していたり。「ちゃんとトリートメントしているのに、どうして?」と、がっかりした経験はありませんか。切れ毛や枝毛があると、髪全体がパサついて見え、ツヤもまとまりも損なわれてしまいます。

残念ながら、一度できてしまった切れ毛や枝毛は、ケアで元に戻すことはできません。だからこそ大切なのが「なぜ起きるのか」を知って、予防することです。この記事では、切れ毛・枝毛の原因をひとつずつひも解きながら、毛先を守るための毎日の習慣をご紹介します。どれも、特別な道具がなくても今日から始められることばかりです。

この記事でわかること

  • 切れ毛と枝毛の違いと、起きるしくみ
  • 切れ毛・枝毛を招く5つの原因
  • できてしまった枝毛の、正しい対処法
  • 毛先を守る、7つの毎日の習慣

切れ毛と枝毛、何が違う?

似たような言葉ですが、状態は少し違います。

どんな状態? 見つけ方
枝毛 髪が縦に裂けて、毛先などが2つ以上に分かれている状態 毛先を明るい場所で見ると、先が分かれている
切れ毛 髪が途中でプツンと切れてしまった状態 髪の表面や分け目から、短い髪が飛び出している

状態は違っても、根っこにある原因は同じです。どちらも、ダメージによって髪の構造が弱くなり、耐えきれなくなった結果として起こります。

髪の表面は、キューティクルという、うろこ状の膜で守られています。ダメージでキューティクルがはがれると、内側の繊維がむき出しになり、そこから髪が裂けたり、切れたりしやすくなるのです。ロープの外側のカバーが破れて、中の繊維がほつれていく様子をイメージすると、分かりやすいかもしれません。

髪は自分で治せない。だから「予防」がすべて

肌は、傷ができても時間がたてば自然に治ります。でも髪は違います。頭皮から外に出ている髪は、すでに活動を終えた細胞でできていて、自分で自分を修復する力を持っていません。

つまり、髪が受けたダメージは、消えることなく積み重なっていきます。肩までの長さの髪なら、毛先は生えてから数年がたっています。その間ずっと、毎日のシャンプーやドライヤー、紫外線を受け続けてきたわけです。切れ毛や枝毛が毛先に多いのは、このためです。

「枝毛を治す」ケアは、残念ながら存在しません。でも、「枝毛をつくらない」ケアなら、今日から始められます。

切れ毛・枝毛を招く5つの原因

予防のために、まずは原因を知りましょう。主なものは次の5つです。

原因1:摩擦

いちばん身近で、いちばん見落とされやすい原因です。タオルでゴシゴシふく、絡まった髪を無理にブラシでとかす、寝ている間に枕とこすれる。とくに濡れた髪は、キューティクルが開いていて摩擦に弱い状態なので、注意が必要です。

原因2:熱

ドライヤーを近づけすぎる、高温のアイロンやコテを同じ場所に何度も当てる。髪の主成分であるタンパク質は、高い熱で硬く、もろくなる性質があります。生卵に熱を加えると固まって、元には戻らないのと似ています。

原因3:カラー・ブリーチ・パーマ

これらの施術は、薬剤でキューティクルを開いて髪の内部に働きかけます。おしゃれを楽しむために欠かせないものですが、くり返すほど、髪の内部のタンパク質などが流れ出て、髪は弱くなっていきます。

原因4:乾燥と紫外線

うるおいを失った髪は、しなやかさがなくなり、折れたり裂けたりしやすくなります。乾燥した小枝がポキッと折れやすいのと同じです。空気が乾燥する秋冬や、紫外線をたくさん浴びたあとは、とくに注意が必要です。

原因5:髪の結び方

毎日同じ位置で、きつく結んでいませんか。細いゴムで強く締めつけると、その部分にだけ負担が集中し、切れ毛の原因になります。ゴムを外すときに、髪を引っぱってしまうのもよくありません。

シルクのシュシュ、目の粗いコーム、ブラシ、タオル
毎日使う道具を、髪にやさしいものに。それだけで摩擦は減らせる。

できてしまった枝毛は、どうする?

結論から言うと、できてしまった枝毛は「切る」のが基本です。枝毛をそのままにしておくと、裂け目がさらに上へと広がっていくことがあるからです。

  • 裂いたり、むしったりしない:ついやってしまいがちですが、ダメージを広げてしまうだけです。
  • 定期的に毛先をカットする:髪を伸ばしている途中でも、毛先を少し整えるだけで、きれいな状態を保ちやすくなります。
  • 切ったあとこそ、予防ケアを:原因がそのままだと、新しい毛先にも、また枝毛ができてしまいます。
サロンで毛先をカットしている様子
毛先を少し整えるだけで、髪全体の印象は大きく変わる。

トリートメントやオイルで枝毛が「くっつく」ことはありませんが、表面をなめらかに整えて目立ちにくくしたり、それ以上裂けるのを防いだりする助けにはなります。次のカットまでの間も、ケアは続けていきましょう。

毛先を守る、7つの毎日の習慣

ここからが本題です。切れ毛・枝毛を防ぐために、毎日の生活の中でできることを7つにまとめました。全部を一度に始めなくても大丈夫。できそうなものから、ひとつずつ取り入れてみてください。

1シャンプーの前に、乾いた髪をとかす

絡まったまま洗うと、濡れて弱くなった髪同士がさらに絡まり、切れ毛の原因になります。お風呂の前に、毛先からやさしくとかしておきましょう。

2シャンプーは、泡で洗う

髪同士をこすり合わせるのではなく、しっかり泡立てて、指の腹で頭皮を洗うイメージで。毛先は、流れてくる泡で十分きれいになります。

3タオルドライは、はさんで押す

こすらず、タオルで髪をはさんで、ポンポンと押さえるように水気を取ります。

4濡れたままにせず、すぐに乾かす

濡れた髪は無防備な状態です。洗い流さないトリートメントをつけてから、ドライヤーを15〜20cmほど離し、同じ場所に当て続けないように乾かします。

5アイロンは、温度と回数を控えめに

必要以上に高い温度にしないこと、同じ場所に何度も当てないこと。そして必ず、髪が完全に乾いた状態で使いましょう。

6結ぶときは、ゆるく、やわらかい素材で

シルクやサテンのシュシュなど、髪への当たりがやわらかいものを選び、結ぶ位置も日によって少しずつ変えると、負担が分散されます。

7寝るときの摩擦を減らす

髪をしっかり乾かしてから寝ることが大前提です。長い髪はゆるくまとめ、すべりのよい素材の枕カバーを使うと、寝返りによる摩擦を減らせます。

髪の中間を押さえながら毛先をブラシでとかす女性
とかすときは、中間を手で押さえて毛先から。根元から一気にとかさない。

内側を満たして、外側を守る ─ KEMAのケア

習慣とあわせて取り入れたいのが、ヘアケアアイテムによるサポートです。切れ毛・枝毛を防ぐためのケアは、「内側を満たす」ことと「外側を守る」ことの2つに分けて考えると分かりやすくなります。

洗いながら、タンパク質を補う

カラーやアイロンをくり返した髪は、内部のタンパク質が少しずつ抜けて、切れ毛やパサつきの原因になります。クレマシャンプーは、洗いながら4種のタンパク質(ケラチン・シルク・コラーゲン・小麦)を髪に補給するプロテインシャンプー。毎日のシャンプーの時間を、そのまま予防ケアの時間に変えてくれます。

トリートメントで、内側を満たす

シャンプーのあとは、トリートメントでうるおいとタンパク質を補います。ハイダメージ毛に向けた高タンパク集中ケアのクレマトリートメントホワイトは、強く固めるのではなく、やわらかく満たす補修設計。ダメージで弱った髪に、芯を感じるやわらかな弾力を与えます。広がりや硬さが気になる方は、高保湿タイプのブラックも選択肢になります。

洗い流さないトリートメントで、外側を守る

そして、予防ケアの主役ともいえるのが、洗い流さないトリートメントです。お風呂を出たあと、ドライヤーの熱や、日中の乾燥・摩擦から髪を守り続けてくれます。

ミラクルボンドバームは、ケラチン・シルク・コラーゲンの複合アミノ酸で内側を補修しながら、ツバキ油・ホホバ油がキューティクルを包み込んで外側をコーティング。「毛先が枝毛・切れ毛だらけ」「洗い流すトリートメントだけでは足りない」という方のために作られた、高補修タイプです。

体の内側からできること

いま生えている髪は外からのケアで守るしかありませんが、これから生えてくる髪は、毎日の食事や生活から作られます。髪の主成分はタンパク質。肉、魚、卵、大豆製品などを、毎日の食事でバランスよくとることが基本です。極端な食事制限は、髪にとっても負担になります。

特定の食べ物で切れ毛がなくなる、ということはありませんが、バランスのよい食事と十分な睡眠は、健やかな髪を育てる土台になります。外側のケアとあわせて、長い目で取り組んでみてください。

よくある質問

枝毛は、トリートメントで治りますか?

残念ながら、一度裂けてしまった髪が元どおりにくっつくことはありません。できてしまった枝毛はカットするのが基本です。トリートメントは、新しい枝毛を防ぐため、そして今ある枝毛を目立ちにくく整えるためのケアと考えてください。

毛先は、どのくらいの頻度で切ればよいですか?

髪の状態や伸ばしたい長さによって変わるため、一概には言えません。髪を伸ばしている方も、サロンに行くたびに「毛先を整える程度に」とお願いすると、きれいな毛先を保ちながら伸ばしやすくなります。担当の美容師さんに相談してみてください。

濡れた髪を、ブラシでとかしてもいいですか?

濡れた髪は伸びやすく、切れやすい状態です。とかす場合は、目の細かいブラシではなく、目の粗いコームを使い、毛先から少しずつ、やさしくとかしましょう。

どんなブラシを選べばよいですか?

先端が丸く、髪に引っかかりにくいものがおすすめです。どんなブラシでも、根元から一気にとかさず、髪の中間を手で押さえながら毛先の絡まりを先にほどくことが大切です。

切れ毛が増えてきたのですが、カラーはやめたほうがいいですか?

やめる必要はありませんが、髪への負担を減らす工夫はできます。たとえば、伸びた根元だけを染めるリタッチを取り入れる、施術の間隔を少しあける、施術の前後のケアを丁寧にする、などです。美容師さんに「切れ毛が気になっている」と伝えて、一緒に方法を考えてもらいましょう。

まとめ ─ 毛先は、毎日の習慣を映す鏡

切れ毛や枝毛は、ある日突然できるものではありません。摩擦、熱、薬剤、乾燥、結び方。毎日の小さな負担が積み重なった結果として、毛先にあらわれます。逆に言えば、毎日の習慣を少し変えるだけで、数か月後の毛先は変えられるということです。

こすらない。すぐ乾かす。熱から守る。そして、内側を満たして、外側を守る。できることからひとつずつ、始めてみてください。

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